翻訳と辞書
Words near each other
・ 尾上縫
・ 尾上芙雀
・ 尾上若葉
・ 尾上菊三郎
・ 尾上菊丸
・ 尾上菊之丞
・ 尾上菊之助
・ 尾上菊之助 (5代目)
・ 尾上菊五郎
・ 尾上菊五郎 (3代目)
尾上菊五郎 (4代目)
・ 尾上菊五郎 (5代目)
・ 尾上菊五郎 (6代目)
・ 尾上菊五郎 (7代目)
・ 尾上菊五郎 (初代)
・ 尾上菊五郎劇団
・ 尾上菊十郎
・ 尾上菊太郎
・ 尾上菊次郎
・ 尾上菊次郎 (2代目)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

尾上菊五郎 (4代目) : ウィキペディア日本語版
尾上菊五郎 (4代目)[よだいめ おのえ きくごろう]

四代目 尾上菊五郎(よだいめ おのえ きくごろう、文化5年〈1808年〉 - 万延元年6月28日1860年8月14日〉)とは、江戸時代後期の歌舞伎役者。屋号音羽屋俳名梅幸・菊枝・梅婦。定紋は重ね扇に抱き柏、替紋は四つ輪。通称「梅幸菊五郎」。
大坂で生まれ、初代中村歌六に入門し中村辰蔵、のちに中村歌蝶と名乗る。京坂の宮地芝居で修業したが天保2年(1831年)正月、三代目尾上菊五郎の娘婿となり、同年3月に尾上菊枝と改名し大坂角の芝居に出た。その後菊五郎とともに江戸へ下り、同年8月に三代目尾上栄三郎と改名し江戸市村座の舞台に立つ。弘化3年(1846年)、菊五郎の俳名である梅幸を襲名。この頃から名声を上げ、安政2年(1855年)9月に四代目尾上菊五郎を襲名した。
当り役は『与話情浮名横櫛』のお富など。おっとりとした気品のある風貌で、年増役、時代物を得意としたが、悪婆の役をやらせると落ち着きすぎ、科白廻しもべたつくようだといわれて不評だったという。死去の際はその妻のお蝶も同日に死去した。養子に初代實川延若がいる。
== 参考文献 ==

*伊原敏郎 『近世日本演劇史』 早稲田大学出版部、1913年 ※近代デジタルライブラリー に本文あり。615頁以降。
*野島寿三郎編 『歌舞伎人名事典』(新訂増補) 日外アソシエーツ、2002年



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「尾上菊五郎 (4代目)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.